診療について

呼吸器内科

更新日:平成24年12月1日

スタッフ

氏名 経歴 所持資格 所属学会
小浦方啓代
(こうらかた ひろよ)
平成元年新潟大学卒業 日本内科学会 認定医、専門医
日本呼吸器内科専門医
日本呼吸器内視鏡専門医
日本内科学会
日本呼吸器学会
日本睡眠学会
松山 菜穂
(まつやま なお)
平成12年宮崎大学卒業 日本内科学会認定医 日本内科学会
日本呼吸器学会
日本睡眠学会
渡邉 健雄
(わたなべ たけお)
平成13年秋田大学卒業 日本内科学会
日本呼吸器学会
日本睡眠学会

特色

  • 喘息や肺炎、肺気腫、陳旧性肺結核など、よくある病気を基本的に診ています。
  • 低酸素血症に対して在宅酸素療法導入や症例は少ないですが、陳旧性肺結核の高炭酸ガス血症に対して非侵襲的人工呼吸器導入なども行っています。
  • 肺癌治療、結核治療は専門病院への紹介となります。

主な入院疾患内容(平成23年度)

  • 肺炎161件
  • 結核5件
  • 非定型抗酸菌症15件
  • 喘息63件
  • 肺気腫100件
  • 気管支拡張症20件
  • 間質性肺疾患35件
  • 肺癌18件
  • 胸膜炎18件
  • 気胸17件
  • PSG検査 終夜睡眠ポリグラフィー 147件
  • 気管支鏡検査27件

睡眠時無呼吸症候群について

夜間のいびきや呼吸の停止をだれかに指摘されたり、昼間の強い眠気を感じたりすることはありませんか? 心当たりのある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気ですか?

睡眠中に大きないびきをかき、呼吸が止まる、または弱くなるといった特徴がみられ、日常生活にさまざまな障害を引き起こす疾患です。その多くは上気道(空気の通り道)が塞がったり部分的に狭くなることで呼吸ができなくなるのが原因です。
夜間に繰り返し起こる無呼吸により、血液中の酸素の低下をまねき、頻繁に中途覚醒(苦しくて目が覚める)が発生するなど身体に悪影響をおよぼし、さらに日中の眠気を増加させます。

次のような症状があります。

  1. 大きないびき
  2. 日中の強い眠気
  3. 倦怠感・頭重
  4. 何度もトイレに起きる
  5. 集中力・記憶力の低下など
それでどういう影響が出るのですか

頻繁に起こる無呼吸により、血液中の酸素の低下、中途覚醒による睡眠の分断等が主な病態でその影響は大きく分けると2つになります。
一つは患者さん生活習慣病の悪化など本人への身体的影響です。高血圧は健常人の1.37倍、夜間心臓突然死は健常人の2.61倍、脳卒中・脳梗塞は健常人の3.3倍リスクが高くなるという報告があります。
もう一つは日中の眠気に由来する集中力の低下、交通事故など社会的影響であり、睡眠時無呼吸症候群は交通事故率を健常人の約7倍も高くするという報告があります。

どのような検査でわかるのですか?

検査 方法は大きく分けると2つに分かれます。無呼吸の程度、酸素の低下を大まかに診断する簡易検査装置を用いる検査と。睡眠状態と呼吸状態を総合的に判断する終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査とがあります。前者は外来でできますが、後者は一泊の入院検査が必要です。

どのような治療法があるのですか?

大多数の患者に見られる閉塞型(のどの部分が狭く、閉塞して空気が通らなくなるタイプ。肥満のある人に多くみられます)の睡眠時無呼吸症候群の場合は、CPAP(シーパップ)療法(持続陽圧呼吸療法)といって鼻にマスクをつけ、閉塞型無呼吸の起こる上気道(のど)に鼻から空気を送って気道を拡げる方法で治療することが一般的ですが、病状・状況により治療方法は異なります。
ほかには口腔内装置による治療、手術による治療などがあります。また、肥満の防止など生活習慣の改善も合わせて行う必要があります。

ところで何科にかかればいいのですか?

一般的には内科の呼吸器の医師や耳鼻科の医師が診断・治療を行います。
当院の内科では自宅でできる簡易検査と病院に一泊入院して行うPSG検査の両方と、さらにその結果に応じた治療も行っています。睡眠中の大きないびきや無呼吸を指摘されたり、自覚症状がある場合にはぜひ受診していただきたいと思います。