当院について

放射線科

ごあいさつ

放射線科には、9名の診療放射線技師が配属されています。院是と放射線科理念を基本に日々、最善の業務遂行を目指し精進しています。患者さんにとって、見慣れない大きな撮影装置があり不安が生じることもあると思いますが、検査撮影によく精通したスタッフが担当しますのでどうか安心して検査、撮影を受けていただきたいと思います。

スタッフ紹介

  • 診療放射線技師 9人(男6、女3)
    検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定)3人
    放射線管理士(日本診療放射線技師会認定)1人
    放射線機器管理士(日本診療放射線技師会認定)1人
    シニア放射線技師(日本診療放射線技師会認定)2人
  • 受付事務 1人

診療放射線技師スタッフの所属学会、研究会等

  • 日本診療放射線技師会
  • 日本放射線技術学会
    同 撮影分科会
    同 核医学分科会
    同 東北部会
  • 日本消化器がん検診学会
  • 日本循環器撮影技術研究会
  • 日本核磁気共鳴医学会
  • 日本アイソトープ協会 医薬部会
  • 日本核医学会
  • 関東甲信越診療放射線技師会
  • 新潟県診療放射線技師会
    同 中越地区会
  • 新潟マンモフラフィ研究会
  • 新潟アンギオ研究会
  • 新潟MR技術研究会
  • 新潟県核医学技術研究会
  • 新潟県核医学懇話会
  • 新潟県済生会診療放射線技師部会
  • etc

各撮影室別、撮影内容のご紹介

地図内の各撮影室をクリックすると説明にジャンプします

撮影室地図 第1X-TV室 第2X-TV室 第4撮影室 第5撮影室 第6撮影室 第7撮影室 血管撮影室 CT撮影室 結石破砕室 MRI撮影室 RI撮影室 ポータブルX線撮影装置 外科用X線イメージ装置 健診車 PACS

第1X-TV室(内視鏡)

大腸内視鏡検査をはじめとして、透視下で高度な内視鏡手技を用いた検査および治療を主に行なう第1撮影室には、X線テレビ装置(FPD)のほかに電子内視鏡設備も装備されています。

第1X-TV室写真

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第2X-TV室(胃・腸)・DSA

バリウムを用いた上部・下部消化管造影やカニューレなどの管を用いた造影検査、経皮的穿刺などの造影、治療を主に行ないます。血管撮影も可能なシステムとなっており、血管撮影装置のバックアップの役目も果たしています。

第2X-TV室写真

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第4撮影室(マンモ・造影撮影・一般X線撮影)

乳房撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィは、専用の装置を用いて乳房の写真を撮る検査です。乳がんの検査のひとつで、乳房のしこりや石灰化などを描出することができます。乳房を片方ずつ、専用の板で挟み圧迫をして写真を撮ります。

  • 当院のマンモグラフィ
    マンモグラフィ検診精度管理中央委員会より認定された、検診マンモグラフィ読影認定医師・撮影認定診療放射線技師がいます。
    また、同委員会よりマンモグラフィ検診施設として施設認定を受けています。
  • 圧迫する理由
    圧迫することで、乳房の内部が薄く広がり、小さな病変も写るようになります。また、放射線による被ばくも減らすことができます。
  • 写真を撮る際の注意点(写真に写る可能性があります)
    髪が長い場合は後ろに束ねてください
    ネックレスは外してください
    制汗スプレーやパウダー(ラメなど微小金属の入ったもの)は控えてください
第4撮影室写真
造影検査

第4撮影室では造影剤を使用した検査も行っています。
造影剤を注射、もしくは点滴で体内に注入し、その位置や流れを撮影します。

【腎盂造影】
盂造影では、造影剤が尿中に排泄されることを利用して腎臓や尿管、膀胱の状態を調べます。
検査時間は15分~30分くらいです。

第4撮影室写真
X線一般撮影

X線撮影で造影剤を使わない検査を「一般撮影」または「単純撮影」と言います。
当院では第4、第5、第6撮影室の3つを使用して撮影をしています。

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第5撮影室(胸部・腹部X線撮影)

胸部腹部撮影

おもに第5撮影室を使用しています。
胸部単純撮影は肺炎、肺がん、結核、胸水、気胸をはじめとした非常に多くの肺病変の診断に利用されます。
また心不全などの心疾患の診断にも役立ちます。
腹部単純撮影では胆石や尿路系の結石、腹腔内、腸管内のガスや腹水などをチェックします。

第5撮影室写真

撮影時のお願い
X線写真では金属があるとX線が透過せずに画面上で白く写ります。
ボタンなどのプラスチックや服のプリント柄なども材質により写ることがあります。
正確に診断できる写真を提供させていただくため、撮影時には、できるだけ模様や飾りのない薄手の服装で撮影をさせていただいています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
なお撮影用のガウンが用意してありますのでそれをご利用くださっても結構です。

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第6撮影室(骨X線撮影・歯科パノラマX線撮影)

骨撮影

骨撮影は主に第6撮影室を使用します。
混み合っている時には第4、第5撮影室でも撮影を行ないます。
骨のX線撮影は骨折、脱臼などの骨の状態や骨病変の診断に有用な検査です。
また術後の経過観察にも定期的に撮影することもあります。

第6撮影室写真
歯科パノラマ用X線装置

全歯列を1枚の画像に展開して撮影でき、上顎および下顎の状態も観察できます。

第6撮影室写真

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第7撮影室(歯科X線撮影・骨密度測定)

歯科デンタル用X線装置

口内にフィルムを入れて歯の撮影をします。パノラマ撮影に比べ鮮明な画像なので、歯の根尖や治療時の確認などの際に撮影します。

第7撮影室写真
骨密度測定装置

【東洋メディック DTX-200】
骨の密度(骨塩量)を測定する装置です。
骨密度が低いと骨粗鬆症になります。
当院では手首の骨で測定する装置を使用し、通常は利き手の反対側の手首で測定を行います。
測定時間はおよそ1分で、測定終了後、すぐに結果を印刷しお渡ししています。

第7撮影室写真

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血管撮影室

血管撮影検査

X線透視下でカテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、造影剤を用いて目的の血管を連続撮影します。当院では主に撮影だけでなく治療目的で検査が行われています。

腹部血管造影・・・塞栓化学療法:TACE

主に肝細胞癌に対する治療です。癌の栄養血管である肝動脈に直接、塞栓物質や抗癌剤を注入する治療です。

透析シャント血管造影・・・血管形成術:PTA

シャント血管の狭くなったところを、バルーンカテーテルと呼ばれる先端に風船のついた道具で拡げてあげる治療です。

血管撮影室

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CT撮影室

CT(Computed Tomography)検査は、X線を用いて得たデータをコンピューターで処理し、頭部や身体の輪切りの断層写真を撮影する検査です。
当院では16列マルチスライスCTを使用しており、骨や臓器を比較的短時間で画像化することができ、検査時の痛みもありません。
CT装置の台に仰向けに寝てガントリーという大きな円筒状の穴の中に台ごと移動しながら撮影します。
検査時間は撮影部位によっても異なりますが単純CT検査なら約5分~10分、造影CT検査なら約10分~20分くらいかかります。
撮影中は放送の指示に従って数秒の息止めをしてもらいます。

CT撮影室

造影CT検査

造影剤という薬を腕の静脈から注射して、より詳しく病変や異常を発見することができます。
血管の中に造影剤が入ることで体があたたかくなりますが心配ありません。
ただし、造影剤の副作用としてまれにアレルギー反応をおこすことがあります。
検査中~検査後1時間の間に起こることが多く、吐き気、嘔吐、かゆみ、じんましん等があります。造影CT検査の後は1時間ほど院内で休んでいただきます。

CT撮影室

また、コンピューター処理によって横断面(輪切り)だけでなく、様々な方向の断層像が作成できます。

CT撮影室

断層像のほかにも撮影したデータを処理することで、平面だった画像を立体表示することもでき、立体的な3D画像を作成することができます。
あらゆる方向から観察でき手術や診断の手助けになります。

CT撮影室

検査時のお願い
ネックレスやヘアピン、入れ歯、ブラジャー、ベルトやズボンのチャック、ホッカイロ、エレキバン等金属類が撮影部位に入る場合は取り外したり脱いだりしてもらいます。
救急患者さん等の緊急検査により検査予約時間に始めることができない場合がありますが、ご理解・ご協力をお願い致します。

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結石破砕室

装置:Delta Ⅱ ドルニエ社製(ドイツ)
体外衝撃波結石破砕術とは、体外から衝撃波というエネルギー波を腎結石あるいは尿管結石に向けて照射し、筋肉や他の臓器を傷つけることなく結石のみを粉々に破砕させる治療法です。破砕された結石は尿と一緒に体外へ排出されます。

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MRI撮影室

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査

当院で使用している装置は、Philips社製(オランダ) Intera Ahieva Nova 1.5T(テスラ) 1台です。

MRI検査とは

非常に強い磁石と電波を利用して、人体の様々な断面を撮像する検査です。
組織間のコントラストが高いため、病変の検出に優れています。
当院では多くの診療科の検査が行われています。

MRI検査の注意
非常に強い磁石の力を利用していますので、衣類や装飾品は、着替えたり、外したりして検査を行います。また、体内に金属がある場合は、検査が出来ない場合があります。
非常に大きな音がする中での検査になりますので、ヘッドホンや耳栓をして検査を行います。また、検査室からの声が聞き取りにくい状況になりますので、呼び出しブザーをお持ち頂いての検査になります。

患者さんに協力していただく事
事故を未然に防ぐために、検査直前に検査担当者が問診票に沿って、持ち物や装飾品等の確認をさせていただきます。
非常に動きに弱い検査ですので、出来る限り体を動かさないようにして頂く必要があります。

頭部MRI検査

脳梗塞や脳内病変の検出、血管の異常などを診断するために行っています。
MRI検査では造影剤を使用しないで、血液の流れを利用して血管を描出するMRA(MR Angiography)が出来ます。

MRI撮影室
乳房MRI検査

病変の存在診断や手術前の病変の広がり診断を目的として行っています。

MRI撮影室
腹部MRI検査

肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などいろいろな臓器を対象に検査を行っています。
当院では、MRCP(胆のう・胆道・膵臓)の検査が多く行われています。

MRI撮影室
骨盤腔MRI検査

泌尿器科領域の前立腺検査や婦人科領域の子宮・卵巣検査が多く行われています。

MRI撮影室
整形外科領域のMRI検査

脊椎をはじめとして、多くの部位の検査を行っています。
X線撮影では指摘が難しい骨折や、靭帯、半月板なども明瞭に描出することが出来ます。

MRI撮影室

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RI(核医学)撮影室

RIとは、Radio Isotope(ラジオアイソトープ)の略で放射性同位元素という意味です。
この検査は、微量のRIを含む薬(放射性医薬品)を注射もしくは飲んでから検査を行います。(放射線による人体への影響はほとんどありません。また、投与された薬は時間経過とともに速やかに体内から排泄されます。)
薬から放出される放射線を専用のカメラで捕らえ体内での薬の動き、臓器への溜まり具合や形・大きさ等を調べます。診断したい臓器や部位によって検査方法・検査時間・RI薬品が異なります。

X線検査との違い

X線検査は、体の外から放射線を当てて体内を通過した時の透り具合を記録します。
RI検査は、体内(目的臓器)から出た放射線を機器でキャッチし記録します。

RI(核医学)撮影室
当院のRI装置

当院のRI装置は、SPECT/CT装置と呼ばれるCT装置を搭載したものです。
通常のRI画像をCT画像に重ねた画像(融合画像)を得ることができます。
融合画像により体のどの部分にRIが集まっているのかわかり、病変や目的臓器の正確な位置を知ることができます。検査の一例を紹介します。

【乳房センチネルリンパ節】
リンパ節を特定する検査です。
赤い矢印がRIの集まり。
融合画像で右脇の下辺りに集まっているのがわかります。

RI(核医学)撮影室

【骨シンチグラフィー】
主に骨転移や骨折を調べる検査です。一度に全身の骨を撮影します。
骨の代謝や反応が盛んなところにRIが集まります。
融合画像で腰椎の左側に集まっていることがわかります。

RI(核医学)撮影室

RI検査の注意事項

  • 検査によって、食事制限や飲み物制限があることもあります。
  • RI薬品投与後、撮影までに3時間後、2日後、5日後など日数のかかる検査もあります。
  • 撮影時、金属類は外していただきます(体内に埋め込まれている金属類は除きます)。
    なるべく簡単な服装でお越し下さい。ズボンやシャツのゴム・プラスチックボタンは大丈夫です。
  • 狭いトンネルのようなところへ入りますので、閉所恐怖症の方は予約時に申し出て下さい。
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は検査ができない場合があります。
  • RI薬品は、検査当日しか使えない薬です。予約された方で都合により来院できない場合や予約の変更をする場合は、早めに連絡をお願いいたします。

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ポータブルX線撮影

移動式のレントゲン撮影装置です。手術の直後や感染症などの理由で、病室から出ることが難しい患者さんのレントゲン撮影を、病室で行うことができます。またその他に、手術室や救急外来などでも使用されます。

ポータブルX線撮影

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外科用イメージ装置(2台)

移動型のX線透視装置で、手術中の状態をX線透視下で確認するために使用しています。主に整形外科と泌尿器科の手術の際に使用しています。

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検診車(胸部・胃部X線撮影)

巡回検診車 

平成23年度のオートレースの補助金を受け、平成24年2月に納車されました胸部、胃部兼用型の検診車です。
胸部検診には、ヨウ化セシウムを用いた高感度フラットパネルディテクターを採用しており、低線量で高画質な画像が得られます。
胃部撮影についてもデジタルラジオグラフィを採用しており、鮮明な画像が得られます。
撮影された画像は、院内の画像サーバーに記録し、院内にある各画像端末で見ることが可能です。
また、被検者情報の登録についても撮影時に登録するシステムを採用しています。
撮影については、検査に精通したスタッフが担当しています。

検診車(胸部・胃部X線撮影)

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PACSについて

当院では、2010年4月よりPACS(Picture Archiving and Communication Systems)を導入しています。PACS導入で、従来のX線フィルムが無くなり、変わってネットワークによるモニター表示運用になりました。利点としては、主に次のようなことがあります。

  1. スピーディに画像表示
    患者さんを待たせることなくスピーディに画像を表示。撮影後、ネットワーク経由で診察室へ。
  2. スムーズな過去画像比較
    過去画像を瞬時に検索表示、並べて比較することも、自由自在。病状変化がよくわかります。
  3. 画像の同時複数箇所表示
    画像を同時複数箇所で閲覧可能。 読影医や主治医が必要時待つことなくすぐ診断。
  4. 地域医療を支える機能
    CDの画像持ち出しや取り込み、画像の転送システムを装備。他院との連携に役立っています。